【中村丁次がゆく 栄養と食事の世界】管理栄養士は科学的総説を読むべし

日本栄養士会会長、中村丁次先生と国立健康法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所所長の津金昌一郎先生との対談、最終回!

日本は世界トップレベルの長寿国です。
長寿を支える大きな要因のひとつに国民の健康的な日々の食事があります。
管理栄養士による栄養指導が人々に広く浸透した成果と言えるでしょう。
では、今後も優れた栄養指導を継続していくために管理栄養士は何を学ぶべきでしょうか?
おふたりからのアドバイスは、ずばり「科学的総論を読むべし」です。
その心とは!?

【津金昌一郎先生の関連論文】

下記をクリックすると詳細ページに飛びます。

いずれもフリーでアクセスできます。
英文総説:Tsugane S. Eur J Clin Nutr. 2021 Jun;75(6):921-928.

日本語総説:津金昌一郎、フードシステム研究第27巻3号 2020年

多目的コホート研究HP

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【中村丁次著書『中村丁次が紐解くジャパン・ニュートリション』(第一出版)】


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【『臨床栄養学者中村丁次が紐解くジャパン・ニュートリション』英語版(Springer社)】

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中村丁次

公益社団法人日本栄養士会会長。神奈川県立保健福祉大学学長。
徳島大学医学部栄養学科卒業後、聖マリアンナ医科大学病院に勤務。その後、東京大学医学部より医学博士取得。神奈川県立保健福祉大学教授・栄養学科長を経て、2011年より学長。「欧米の科学と日本の食文化を融合した戦後の栄養政策と食事のあり方(=ジャパン・ニュートリション)」を高く評価し、それを世界に広めることが、持続可能な地球環境につながると提唱している。『中村丁次が紐解くジャパン・ニュートリション』(第一出版)他、著書多数。