【中村丁次がゆく 栄養と食事の世界】超人気!認定栄養ケア・ステーションに突撃!

2019年、神奈川県横浜市青葉区にオープンしたBALENA(バレーナ)は、地域のニーズを徹底的に調査したうえで、開業した認定栄養ケア・ステーションとして、注目を集めています。BALENAでは、管理栄養士と理学療法士がタッグを組んで、ひとりひとりの実情に即した食事と運動のデイサービスを実施していますが、一般的な栄養ケア・ステーションと、どう違うのでしょうか? どのような問題意識から生まれたアイデアなのでしょうか? 中村丁次先生が、BALENAの取締役・田中弥生さんに突撃取材しました!

 

 

第二回は、中村先生が施設内を見学。理学療法士による運動指導と管理栄養士による栄養指導から見えてきた理想の栄養ケアとは?

最終回では、中村先生と田中弥生さんが、 認定栄養ケア・ステーションはどんな社会的背景から生まれた制度なのか?そして、これからの認定栄養ケア・ステーションを考えます。

認定栄養ケア・ステーションとは?
日本栄養士会が認定する栄養ケア・ステーションを認定栄養ケア・ステーションといいます。地域に住む人々が、食と栄養の専門職である管理栄養士・栄養士に気軽に栄養の相談を受けられる地域密着型の施設です。
【関連リンク】
日本栄養士会HP 栄養ケア・ステーションとは

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中村丁次

公益社団法人日本栄養士会会長。神奈川県立保健福祉大学学長。
徳島大学医学部栄養学科卒業後、聖マリアンナ医科大学病院に勤務。その後、東京大学医学部より医学博士取得。神奈川県立保健福祉大学教授・栄養学科長を経て、2011年より学長。「欧米の科学と日本の食文化を融合した戦後の栄養政策と食事のあり方(=ジャパン・ニュートリション)」を高く評価し、それを世界に広めることが、持続可能な地球環境につながると提唱している。『中村丁次が紐解くジャパン・ニュートリション』(第一出版)他、著書多数。